
大規模修繕はマンションの安全性の保持と資産価値の向上を目的として行われます。
工事期間が長くかかることと費用が高額なことから「何かしらのトラブルが起こってからでいい」と後回しにされがちです。
しかしトラブルが起こる前と後では工事内容が異なったり、症状が現れてから工事となると更に費用がかかってきます(; ・`д・´)!!
今回は大規模修繕を怠ると起こり得るトラブルについてお伝えしたいと思います。
●防水効果が落ちて亀裂が発生する
外壁が塗りたての頃はツヤがあり防水効果がある状態になっていますが、経年と共にツヤが失われ、防水機能の劣化も始まります。
防水機能が失われてきたサインとして、水を弾くことができないため外壁が湿気たりして歪みが生じます。
頻繁に歪みが起きたり大きな歪みになると壁には小さなヒビ割れや亀裂が発生してしまいます。
弾力性のある塗料であれば小さなヒビ割れなどは発生しにくいですが、塗料も経年劣化してしまうので修繕をしなくてはなりません。
塗料の質が悪かったり歪みが大きかったりする場合だと、塗装したばかりであっても小さなヒビ割れが発生してしまうことがあります。
すぐに修繕をすれば大きなトラブルに繋がることはないですが、放置しているとヒビ割れや亀裂はどんどん大きくなり、隙間から雨水などの侵入に繋がります。
●建物の土台や基礎部分が劣化する
塗装した際にできる塗膜は水の侵入を防ぐ役割をしますが、経年劣化した塗料は塗膜も薄くなり、水が浸入しやすくなります。
また、防水シートも経年劣化するため防水機能が弱まり木材やコンクリートを劣化させてしまいます。
劣化が続くことで建物の土台や基礎部分の劣化が早まり、マンション全体の強度に影響を及ぼしてしまう恐れがあります。
費用も日数もかかる工事ですが、後回しにしてしまうとその分劣化は進行してしまい大きなトラブルになってしまいます。
大きなトラブルになってしまう前に、必要な工事を行うようにしましょう(^^)
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