
はじめのころのキッチンのシンクはピカピカで美しいのですが、長い間使用しているとステンレス製であってもサビが発生してしまいます。
ステンレスの表面は自然に発生するコーティング(酸化被膜)によって守られているものの、内部はサビやすい鉄でできているため、コーティングが失われてしまうと鉄と同じようにサビが発生してしまいます。
今回はどのような際にキッチンのシンクがサビてしまうのかをお伝えしたいと思います(*´ω`*)
シンクにサビが発生する原因について‥。
1.他の金属類からのもらいサビ
シンクに濡れた缶詰などのスチール缶を放置しているとスチール缶にサビが発生し、そのサビをシンクがもらってしまいます。
このことを「もらいサビ」と言います。
一見すると表面にサビが残っているだけのように見えますが、サビが酸化被膜を超えてステンレスの内部まで達していることがあります。
缶詰以外にも「もらいサビ」の原因となるものは
●スチール缶
●食器類
●スポンジ置き
●三角コーナー
●鉄製の調理器具
上記のものを長時間濡れたままの状態でシンク上に放置しないようにしましょう。
2.シンク内に塩分を含んだ水分が残っている
ステンレスの表面にできるコーティング(酸化被膜)は、塩素イオンに弱く破れてしまうと鉄の部分が剥き出しになり、この部分からサビが発生してしまいます。
塩素イオンという言葉はあまり聞きなれていない方が多いように思いますが、塩分を含んだ水がこれに該当します。
浅漬けに使用した塩水、みそ汁の残りなどがシンクのサビの原因になります。
長時間放置しなければサビることはありませんが、排水口部など溝がある場所は水分が残りやすいのでサビが発生しやすいと言われています。
これらがシンクにサビが発生してしまう原因となっています(;´д`)!!
シンクのサビは見た目が悪くなることはもちろんですが、ずっと放置しているとシンクに穴が開いてしまう可能性があります。
このような状態になり前にサビを発見したらすぐに取り除くようにしましょう。
次回はシンクのサビの落とし方をお伝えしますね♪♪
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