
カバー工法は工期も短く費用も安価のため、メリットが多い工法として屋根補修工事でよく選ばれています。
しかし、どんな屋根にでも施工できるとは限りません(;´Д`)
どのような屋根にカバー工法で施工することができないのかをお伝えしたいと思います。
カバー工法で施工できない場合とは?
1.以前カバー工法で施工したことがある屋根
カバー工法は1度行うと、再度カバー工法で施工することはできません。
既存の屋根に新しい屋根を追加する工事は、1度までしかできないのです。
そのため以前カバー工法で施工したことのある屋根に次に屋根補修が必要となった際、別の補修工事方法を選ばなくてはなりません。
カバー工法後に更に屋根補修が必要となる場合は、葺き替え工事となります。
2.瓦屋根での重ね葺きはできない
瓦屋根は屋根材の中でも特に重量がある屋根材になっています。
屋根の重量が重たいほど建物の耐震性・耐久性は低くなってしまうため、重量のある瓦屋根にカバー工法を施工することは現実的とは言えません。
瓦屋根を補修する際は、葺き替えが一般的になっています。
また、一部だけに補修が必要な際は部分補修が一般的になっています。
3.既存の屋根の傷みが激しい
カバー工法はある程度の強度がある屋根でないと、新しい屋根を固定することができないため傷みが激しい屋根にはカバー工法を施工することができません。
また、屋根材の下地が傷んでしまっている際にもカバー工法で補修することが難しいため葺き替え工事が必要になります。
傷みが激しい屋根にカバー工法を施工したとしても、数年程度しか持たないということが多く報告されています。
葺き替え工事の際に、カバー工法で設置した新しい屋根材の撤去費用も追加されるため更に高額になってしまうことがあるので注意しましょう。
カバー工法が施工できない場合についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
カバー工法での屋根補修工事を検討されている方は、屋根材の状況・耐震性の低下の確認を事前に行い施工を検討するようにしましょう(*´ω`*)
まずは業者に点検してもらうことからはじめましょう!!
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