
シートで浸水を防ぐシート防水ですが、屋根の防水工事をする上で気になられたという方も多いのではないでしょうか(*´ω`*)
シート防水についてよく知らないという方のために今回はシート防水の基礎知識についてお伝えしたいと思います。
シート防水ってどんなもの?
シート防水とはゴム製・塩化ビニール製のシートによって浸水を防ぐものになります。
専用の機械や接着剤を用いて、施工箇所にシートを固定します。
ビルやマンションの屋上に広く採用されている防水工事になります。
他の防水工事との違いは?
防水工事にはシート防水の他に塗膜防水・アスファルト防水というものがあります。
シート防水は他の防水と違い基本的には四角形の箇所にしか採用することができません。
陸屋根の住まいであればシート防水での工事が可能になります。
塗膜防水は防水箇所の形状を問いません。
液体状の防水塗料を塗るものになるので、形状が複雑なベランダなどにも問題なく施工することが可能です。
そしてアスファルト防水は、基本的に屋上に採用される防水工事になります。
シート防水と塗膜防水と比べて耐久性が高いのですが、重量があるので施工箇所が限られてきます。
シート防水がオススメな箇所とは?
●平坦な屋上
シート防水のシートはシートと聞いてイメージする薄い膜なので、平坦な屋上の防水工事に適しています。
凸凹や複雑な形状をしている箇所には適しておらず、無理にシート防水で施工をしたとしても隙間から雨水が浸入してしまうなどの問題が発生してしまいます。
複雑な形状をしている箇所には塗膜防水を採用しましょう。
●広い箇所
シート防水は施工期間が比較的短いとされているため、広い箇所の施工に適しています。
一般的なビルやマンションなどではおよそ2日~4日ほどで完了するとされています。
シート防水について少しは理解していただけたでしょうか?
施工が簡単で安価なためよく採用されています。
次回はシート防水の劣化症状とメンテナンス方法についてお伝えしたいと思います(*´ω`*)
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