
以前、垂木の基礎知識についてお伝えしましたがご覧いただけましたか?
まだご覧になれていないという方は是非併せてご覧ください(*´ω`*)
どの建材にもいえることなのですが垂木も環境が悪ければ劣化が早まってしまいます。
では、垂木が劣化してしまう原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
垂木が劣化してしまう原因とは‥
①雨漏り
雨漏りは垂木が劣化してしまう主な原因のひとつです。
雨が屋根の内部にまで浸入してしまうと、垂木も腐食して屋根の劣化が進行してしまいます。
垂木が劣化してしまうと大規模な屋根の工事が必要になるため、垂木が劣化してしまう前に屋根を補修する必要があります。
②雪の重み
雪がよく降る豪雪地帯などで屋根に積もった雪を放置していると、雪の重みで屋根が歪んでしまい垂木が傷んでしまう可能性があります。
垂木が折れ曲がってくると屋根材の下にある防水シートにも影響を与えてしまうので、早急に補修しなければなりません!!
雪は非常に重たいものになるので、大雪が降った際は屋根からの雪下ろしが必要になってきます。
雪下ろしが頻繁に必要になる豪雪地帯の場合は雪下ろしが必要ない構造の屋根にするなど工夫をしておくと危険な雪下ろしを頻繁に行わなくてもいいのでオススメです。
垂木が劣化してしまうとどうなるの?
劣化してしまった垂木をそのまま放置していると、どうなってしまうのでしょうか。
①雨漏りが起こる
屋根材のヒビ割れ部分などから雨水が入り込んでしまうことで、屋根の内部の建材にも腐食が進行してしまいます。
そのまま放置していると室内の雨漏りを起こしてしまう可能性があるので、放置しないようにしましょう。
②屋根材が飛ばされてしまう
垂木が劣化して形状が変化したり、材質が腐食して脆くなってしまうなどすると垂木に固定されている野地板や屋根材までの耐久性が劣化してしまいます。
このような状態になってしまうと、台風などの強風の際に破損してしまったり屋根材が飛ばされてしまうことがあるので注意しなければなりません。
垂木は屋根材などの下にあるので、めったに腐食することはありませんが屋根材や防水シートの破損をそのままにしてしまっていると、雨水が内部に侵入して腐食や劣化が進行してしまうことがあります。
垂木が腐食してしまわないように屋根のメンテナンスを定期的に行うようにしましょう。
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