
「垂木」は、屋根を構成する一部の名称のことなのですが、どの部分を指すのか・そのような役割があるのかご存知の方は少ないことでしょう(; ・`д・´)
そこで今回は垂木についての基礎知識をお伝えしたいと思います。
「垂木」の基礎知識
垂木は小屋裏の一部で、屋根の野地板のすぐ下に屋根の一番高い箇所である棟木から軒桁にかけて斜めに取り付けられる部材のことを指します。
屋根の斜面に一定間隔で設置された木材のことで、屋根材をのせる野地板と呼ばれる板をのせる骨組みのような部位になります。
屋根材・屋根の形状によってサイズなどが異なってきます。
そして垂木は一定間隔で屋根の斜めになっている部分に棒状の材木を張り付けることで、屋根全体の強度を高める役割を果たしています!
また、屋根材という一番上に設置するための屋根の建材をのせる下地となる野地板を固定するための場所でもあり、屋根にとっては欠かすことのできない基礎的な部位となっています。
「垂木」はどこに取り付けるの?
垂木は屋根の骨組みを構成する母屋という建材に垂直に寄りかかるようにして取り付けられます。
屋根の斜めの部分に垂直に取り付けられているのが垂木です。
垂木として使用される材木は松などが主となっています。
屋根材を取り付ける重要な基礎部分のため、しっかりとした材木で構成します。
垂木を取り付ける間隔は一般的に455mmで設定されています。
一定間隔に設置することで屋根の野地板と垂木を固定しやすくなります。
野地板と垂木を固定していなければ強風などで煽られやすくなってしまうため、しっかりと固定しなければなりません。
このようなことからわかるように、普段垂木は見ることのできない部位になりますが屋根を構成する際には欠かすことのできない部位になります(‘ω’)ノ
垂木のサイズは上にのせる屋根材や軒の長さによって変わってきます。
次回は垂木が劣化してしまう原因についてお伝えしたいと思います♪♪
次回をお楽しみに~(*^^*)
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