
放送用のアンテナには受信する電波の周波数に合わせてVHF用・UHF用・SHF用に分けられています。
VHFは30MHz~300MHzの電波を受信していて、UHFは300MHz~3GHzの電波を受信しています。
そしてSHFは衛星を利用してBS/CS放送の受信に利用されています。
※MHz(メガヘルツ)・GHz(ギガヘルツ)
アンテナの種類と役割
●地上波デジタルアンテナ(UHF)
「地デジ」を受信するアンテナで、UHFと一般的に呼ばれています。
地上波デジタルアンテナには電波を受信する素子があり、素子数が大きくなると弱い電波も受信できるようになります。
しかしアンテナ設置時の方向調整が難しいです。
性能が高いからと高素子数のアンテナを購入すると、本体の価格も高くなり設置コストも高くなってしまいます。
適切な素子数のアンテナを選択するようにしましょう。
●BS/CSアンテナ(SHF)
衛星放送を受信するアンテナになります。
BSデジタル放送やCSデジタル放送を視聴するするために必要になるアンテナです。
BSもCSも共にほぼ同じ位置にある静止衛星を使用しているため、同じアンテナで視聴することができます。
●U/V混合アンテナ(UHF・VHF)
FMラジオの受信には専用のアンテナを使用しますが、地デジ化で使用できなくなったアンテナを使用することもできAMラジオの補完放送もVHFアンテナで受信することが可能です。
緊急無線を使用するためにもVHFアンテナは設置されます。
このVHFアンテナと地デジ用のUHFアンテナのどちらともを利用するアンテナがU/V混合アンテナになります。
アンテナの種類について紹介しましたが、いかがでした?
テレビやラジオの受信に必要となるアンテナは、必要だということを知っていてもその仕組みなどについて知っているという方は少ないのではないでしょうか。
アンテナの交換時期についての記事も併せてご覧ください(*^^*)
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