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鬼瓦について学ぼう!!

棟端に取り付けられた鬼瓦

皆さんは鬼瓦という言葉を耳にしたことはありませんか?

屋根の頂上部分の端に設置される瓦で、建物のシンボルともされています。

今回は鬼瓦について紹介したいと思います(*´ω`*)

鬼瓦ってどんなもの?

鬼瓦は、和式建物の棟の端などに設置される役瓦のことを指します。

日本では古くから屋根の棟端は

●家内安全

●無病息災

●災害回避

などを祈る神聖な場所としてあがめられてきました。

その厄払いに託したというシンボルが鬼瓦になるのです。

鬼瓦だけでなく鯉・雲・植物を具象化したものなど、たくさんの装飾瓦がつくられています。

平安時代から江戸時代まで鬼面が多かったことから、現在では鬼面の有無に関わらず屋根の棟端を飾る瓦のことを鬼瓦といいます。

鬼瓦の役割について。

1.雨仕舞の役割

雨仕舞とは屋根の中に雨が浸入しない構造を指しますが、棟の中には土があり鬼瓦によって塞がれています。

このことから鬼瓦には雨仕舞の役割があるとされています。

2.魔除けの役割

鬼瓦には厄除け・魔除けの役割もあります。

鬼瓦という名前からわかるように鬼が瓦に彫られています。

その理由は「鬼を味方に付ける」「鬼が厄を払う」などと信じられていたためです。

現在では屋根瓦の構造として設置されていますが、昔は鬼瓦というと厄除けや魔除けの意味を込めて設置されていました。

鬼瓦の修理と注意点は?

鬼瓦は漆喰で固定されています。

漆喰が劣化して剥がれてしまうと、鬼瓦が浮いてしまったり落下したりしてしまいます。

このような事態にならないためにも漆喰補修工事をして鬼瓦を固定します。

修理する注意点については、まず劣化を放置しないことです!!

浮きや欠落を放置してしまうと、棟の内部に雨水が浸入してしまって漆喰が崩れてしまいます。

漆喰が崩れてしまうと雨漏りの原因になってしまったり、棟の積み替え工事が必要になったりと大規模な工事が必要になってきてしまいます。

費用もかかってしまうので、早急に対応することが重要になるでしょう。

そしてもう一つ、DIYで修理をしようとしないことです。

部分補修を行うことは可能なのですが、高所での作業になってしまうため転落事故に繋がることが考えられます。

たとえ部分補修であっても必ず業者に依頼するようにしましょう!!

鬼瓦は家紋のように住まいによって様々な種類があって面白いです(‘ω’)ノ

瓦屋根を見つけた際は是非、棟端の鬼瓦に注目してみてください。

ピュアホームではお客様の目線・立場で納得いくまで説明と提案をさせていただきます。住まいのことでお悩みを抱えている方はいつでもご相談ください。

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