
「瓦桟」という言葉を耳にしたことあはありませんか?
普段見えるところで使用されていないため、存在を知らない方が多いと思います。
しかし瓦屋根にお住まいの方でリフォームを検討して見積もりを取った際に「瓦桟」という見慣れない文字を疑問に思われことはないでしょうか?
瓦屋根にお住いの方は是非ご覧いただきたいと思います(*´ω`*)
「瓦桟」とはどのようなもの?施工方法は?
瓦桟は桟木(さんぎ)とも呼ばれていて、引掛け桟葺き工法で瓦を引っかけてビスを留めることを指します。
通常は横に桟木を取り付けるだけなのですが、風の影響などを受けやすい地域などは瓦をしっかりと固定させる必要があるため縦桟木を取り付けたりします。
瓦桟の施工方法は、屋根の下地の上に瓦から漏れてきた雨水を室内に侵入させないようにルーフィング(防水シート)を敷いて、その上から瓦桟を設置します。
瓦桟は横一直線になるため、流れてきた雨水を止めて溜めてしまうことがあります。
雨水が溜まってしまうことで木製の瓦桟や下地の野地板に染み込んでしまって腐食してしまいます。
このような事態を避けるために「きずり」を付けたり、瓦桟に雨水を通すためのウォーターホールを付けたりして雨水対策を施します。
「きずり」とは、横桟木の下にテープや流し桟という木材を縦に敷いていくものです。こうすることで、横桟木が少し浮き排水できるようになります。
瓦桟についての紹介は以上になります(‘ω’)ノ
すこしは理解してもらえたでしょうか。
屋根工事で失敗した‥なんてことにならないためにも、少しだけでも知識を持っておくと安心ですね♪♪
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