
近年台風やゲリラ豪雨による災害が本当に多発しています(;´Д`)!!
付近の河川が氾濫してしまって、大切な住まいの床下が浸水してしまう事態も他人事ではなくなりつつあります。
いつこのような災害に巻き込まれてしまうのかわからないため、きちんとした対処を知っておく必要があるでしょう。
床下浸水してしまったら必ずしなくてはならない対処。
床下浸水とは床上までは浸水していなくても、住まいの基礎部分に水が浸入してしまっている状態のことを指します。
床下浸水してしまったらどのような対処を取らなければならないのでしょうか?
●まずは排水作業から‥
床下は住まいの基礎部分だけでなく、電気配管や断熱材などがあり長時間水に浸かっていると火災やカビが発生してしまう危険性があるので大変危険です!!
また、雨水だけでなく流れてきた土砂・汚水が混ざっているため不衛生で感染症のリスクも高くなってしまいます。
そのため早急にしっかりと水を掻き出すことが重要になります。
手順は以下の通りです。
①床板を外して床下の作業をしやすくする
床板を外すことが難しい場合は地域の支援団体・業者に依頼しましょう。
②バケツや排水ポンプを使用して水を外に出す
底の方に泥が溜まっていればスコップで掻き出しましょう。
③水で洗い流してスポンジで水分を拭き取る
泥が残っているとニオイだけでなく害虫が発生してしまうことがあるので注意しましょう。
●しっかりと乾燥させる
水や泥の掻き出しが終わったら扇風機・送風機を使用して、乾燥させます。
梅雨時期などの湿気が多い時期は、完全に乾燥するまでに1週間ほどかかることがありますが、徹底的に乾燥させるようにしましょう。
このときの注意点なのですが温風は使用しないでください!!
床下には電気配線などがあるため、配管が温められて火災や故障の原因となってしまうことがあるので絶対に温風はやめてください。
また基礎の木材が熱で歪んでしまうことが考えられます。
床板を外したまま乾燥させて、ある程度乾燥したら床下の通気口に扇風機・送風機を設置してしっかりと乾燥させましょう。
●カビ・害虫・感染症を防ぐ消毒作業
床下浸水の対処の最後は、消毒作業になります。
泥・汚水・下水には雑菌が大量に含まれているので、放置しているとカビ・害虫・感染症の原因となってしまうことがあります。
床下消毒で一般的に使用されている消毒液は「消石灰」です。
消石灰は白い粉末で強いアルカリ性を持っているため殺菌作用に優れています。
しかし、殺菌作用が強いので目や傷口から体内に入ってしまったり、吸い込んだりしてしまうと危険です!!
使用する際はマスク・ゴーグル・手袋を必ず着用しましょう。
自分でしようとする方もいらっしゃいますが、業者に任せることが一番安心で安全でしょう。
以上の3つの作業を自分で行ったという方は、業者に基礎や基礎周辺が壊れていないか・雨水が流れ込んでくる可能性がないかを確認してもらってください。
破損してることが確認できてもすぐに修理することができない場合は、土嚢などで浸水してくる箇所を堰止めして床下浸水が酷くならないように対策を取りましょう。
これからの時期は台風が多く発生するのでくれぐれも注意しましょう。
ピュアホームではお客様の目線・立場で納得いくまで説明と提案をさせていただきます。住まいのことでお悩みを抱えている方はいつでもご相談ください。
お問い合わせはここをクリックしてください。