
コンクリートを鉄筋で補強した鉄筋コンクリート造は、優れた耐久性と耐震性でマンションをはじめ店舗や一般住宅など多くの建物に採用されています(*´ω`*)
耐久性がどれだけ優れていたとしても経年劣化から逃げることはできません!!
劣化現象のひとつである「爆裂」を知りましょう。
「爆裂」とはどのような現象?
コンクリート壁がボロボロと剥がれていたり、建物内部から鉄筋が飛び出したりしているものを目にしたことがありませんか?
それが「爆裂」というものです(; ・`д・´)
施工当初のコンクリート内部は強アルカリ性になっていて、鉄筋をサビから守ってくれています。
しかし経年と共にコンクリートの表面やヒビ割れなどから、空気中の二酸化炭素や雨水が浸入してしまいその結果徐々にアルカリ性から中性へと変化します。
中性化が進行すると内部の鉄筋がサビて体積が膨張して、周りのコンクリートを押し出す「爆裂」という現象を引き起こしてしまうのです‥。
「爆裂」のリスク
爆裂が重症化してしまうと、鉄筋がむき出しの状態になり見栄えが悪くなることはもちろんのことコンクリートが剥げ落ちるという危険性もたっかうなります。
実際に落下したコンクリート片で通行人がケガをするという事故も報告されています!!
また、爆裂はコンクリートの強度を著しく低下させてしまい地震が発生した際に建物の倒壊を招いてしまうという危険性もあります。
「爆裂」を発見したら‥
ヒビ割れを放置していると、コンクリートの内部が空気に触れる箇所が多くなり劣化してしまうスピードが加速してしまいます。
そのためヒビ割れを発見したら、すぐに業者に点検してもらいましょう。
DIYブームで、爆裂をなんとかしようと試みる方もいらっしゃいますが補修に失敗してしまうと爆裂が悪化して状態が悪くなってしまいます。
知識の持っていない方に爆裂の補修は難しいので、きちんと業者に依頼して補修してもらうようにしてください。
ヒビ割れくらいなら‥と放置していると大掛かりな工事が必要となり、高額な費用が掛かることがるので、早めに補修を行うようにしてください。
ピュアホームではお客様の目線・立場で納得いくまで説明と提案をさせていただきます。住まいのことでお悩みを抱えている方はいつでもご相談ください。
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