東近江市のお客様より瓦の割れについてのお問い合わせがありました。雨漏りしているとのことで、たちまち応急処置として割れている数枚の瓦の差し替えを提案をさせていただきました(^^)

瓦が割れてしまう原因は様々なことが考えられますが、主に考えられる原因について詳しくお伝えしたいと思います。
①釘が膨張して割れてしまう
瓦は釘によって固定されています。
近年使用されている釘はサビに強いステンレス製がほとんどなのですが、30~40年ほど前は主に鉄釘が使用されていました。
鉄は水分や湿気によってサビ、膨張してしまいます(;´Д`)
鉄釘が膨張してしまうと、釘穴が圧迫されて瓦の割れに繋がってしまいます。
現在の瓦屋根工事においてはステンレス製の釘を使用しているため、鉄釘のような劣化やサビの原因も少なくなりました。
②瓦を踏みつけた衝撃で割れてしまう
アンテナ・太陽光パネルの設置・屋根清掃などの際に屋根にあがりますが、そのときに誤って瓦を踏みつけてしまって割れてしまうということがあります。
また、ハシゴをかけた際にも瓦にぶつかってしまい割れてしまうことも‥。
瓦は非常に強度に強い素材ですが、30~40年ほど前の瓦は耐久性が低下していて割れやすくなっていることは事実なのです。
定期的に瓦の状態を確認して、割れが酷くなる前に業者に連絡してください。
③凍害
瓦は焼いたときに無数の気孔が生じてしまいます。
冬、その気孔に水分が入り凍ってしまうと瓦の内部組織が破壊されてしまい割れに繋がってしまいます。
凍害は寒い地方で発生することが多いのですが、実際にはどこで発生してもおかしくないのです!!山間部や日中と夜間の気温差が激しい地方にお住まいの方は特に注意してください。
凍害を放置してしまっていると大規模な修繕工事が必要となることがあります。
④自然災害
瓦の記事で何度もお伝えしているように瓦は耐久性が非常に高いです。
しかし台風における飛来物の衝撃・雪の重さなど負けて破損してしまうことがあります。
自然災害で破損する場合も30~40年が経過し劣化した瓦が多いです。
瓦屋根の経年劣化が心配だと感じている方は、一度業者に点検してもらうことをオススメします!!
現在施工されている瓦屋根は瓦をしっかりと固定する工事が推進されていて、以前の瓦工事よりも強度が増しているのです。
屋根は私たちの生活を快適で過ごしやすくしてくれている大切なものです。
屋根の破損の放置は大変危険です( ゚Д゚)
屋根の寿命を少しでも長くするなら、定期的に点検を行い破損など不具合を放置しないことが重要となります。
ピュアホームではお客様の目線・立場で納得いくまで説明と提案をさせていただきます。住まいのことでお悩みを抱えている方はいつでもご相談ください。
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