
大雨が降ると注意報や警戒が呼びかけられますがニュースなどで報じられる
”記録的短時間大雨情報”という言葉の意味をご存知でしょうか?
記録的短時間大雨情報とは‥
災害時に気象庁は被害が出るであろうリスクを段階的に分けて分類して注意を呼びかけます。その際に用いられる気象用語が記録的短時間大雨情報です。
数年に1度くらいにしか発生しないように大雨が降った際に発表されます。
1時間の雨量が地域別に定められている基準を超えた際に、災害の発生に繋がるような稀にしか観測しない雨量を知らせる目的があります。
80ミリ以上の雨は大きな災害が発生する恐れが非常に高く
記録的短時間大雨情報が発表される基準は、地域の歴代降水量を元に
80~120ミリの猛烈な雨とされていることがほとんどです。
発表されたときに取るべき行動は?
記録的短時間大雨情報が発表されたということは、付近で土砂災害・洪水などの災害の危険性が高まっているということです。
お住いの地域の避難勧告・避難指示の情報を確認しましょう!!
指示が出されていなかったとしても身の危険を感じたら自主避難を行うようにしてください。
しかし外の状況によっては避難行動自体が危険になることもあります‥。
その場合は2階や屋上のできるだけ頑丈な建物の上部へと避難しましょう。
今後、水害が増加する傾向がある。
過去にも様々な水害が起こっていますが、最近は特に頻繁に起こっている気がしませんか?
これは2つの原因が考えられます。
①ゲリラ豪雨の増加
都市部の気温が郊外に比べて高くなるヒートアイランド現象が関係しているとされています。
ヒートアイランド現象はアスファルト・コンクリートに覆われた都市部に熱がこもる現象で暖かい空気が上昇気流になり、積乱雲を急激に発生させて豪雨になることです。
②地球温暖化による台風の増加
2つ目は地球温暖化による台風の増加が挙げられています。
地球温暖化やエルニーニョ現象の影響で海面の温度が高くなると、勢力の強い台風が増加する傾向があります。
記録的短時間大雨情報について少しは理解してもらえたでしょうか?
考えられる要因には様々な対策が取られていますが、目に見える変化はあまりありません。
そのため私たち一人一人が水害に警戒する必要があるでしょう(;´Д`)
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