長浜市のお寺の屋根の修理をしてきました。お寺の屋根は一般住宅にない装飾や形があります。
皆様にもお寺の屋根について知ってもらいたいので、どんな屋根なのかをお伝えします。

お寺の建築様式と屋根
まず初めにお伝えしたいことは、お寺の建築様式についてです。
古建築が多い寺院では「和様」「唐様」「天竺様」の3つの様式が基本です。
唐様と天竺様については中国から伝来した様式で、和様は日本で発展した様式となっています(*´ω`*)
特徴として唐様・天竺様は装飾的になっていて、和様は落ち着いた雰囲気が挙げられています。
そしてこの3つのいい所を取ったものが「折衷様」と言います。
お寺の屋根の特徴は、屋根に本瓦を使用することが多く屋根が反り屋根になっていることです。
てり屋根とも呼ばれていて職人さんの技術が重要となります!!
直線な瓦を割って、曲線にして反りを造っていきます。
一般住宅の屋根は直線屋根が多く屋根面に関してもまっすぐなものがメインとなっています。
お寺の装飾と修理について
簡素な造りの神社と比べると寺院は装飾が施されています。
屋根は直に天候の影響を受けるものなので、装飾は少なくした造りが多いのですが鬼瓦・宝珠・鳳凰・相輪などで装飾されています。
修理については、瓦屋根のお寺が多いので瓦の葺き替えや漆喰の補修などの工事が必要になってきます。
漆喰は10年ほどで劣化してしまうため、美しい外観を保つためにも定期的なメンテナンス管理が必要になってきます。
装飾の多いお寺の屋根でも、鬼瓦が割れたり宝珠が劣化してくずれてしまうことがあるので管理やメンテナンスが重要と言えるでしょう。
お寺の屋根を見る機会はそれほど多くないと思いますが、お寺に行かれた際は是非屋根に目を向けてみてくださいね(*´ω`*)
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