
屋根の形状には様々な種類があり、形によって特徴は異なります。片流れ屋根は近年グングンと人気を高めている屋根の形です。一方にだけ傾斜が流れている非常にシンプルな屋根になります。もう少し片流れ屋根について知ってもらいましょう(‘ω’)ノ
片流れ屋根には注意点がいくつかある。
四方向に傾斜を持つ屋根の場合は、雨風が外壁に当たりにくい構造になっているため劣化を抑えることができます。しかし片流れ屋根は一方向に屋根があるだけのため、軒先のない壁面は紫外線・雨・風の影響を受けやすいです。また、屋根に当たる雨水も分散することなく一方向に流れるので屋根や雨樋が劣化しやすくなっています。そして換気しにくい構造から結露が発生して屋根の劣化に繋がってしまうこともあります‥。
結露を防ぐためには小屋裏の下部分にある軒天換気口から、棟頂部にある棟換気口に排気する棟換気を行うことが一般的なのですが、片流れ屋根は風の流れを作りにくいので十分に小屋裏換気ができない傾向にあるのです。
結露が発生してしまうとカビ・木材の腐食・シロアリ発生の原因となってしまうことがあるので注意しなければなりません!!
片流れ屋根はデザイン性が高く屋根裏スペースを有効活用できるなどのメリットを持った屋根で人気が高まっていますが、今回紹介した注意点をきちんと把握して採用を考えるようにしましょう。
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