
近年住まいの屋根材として普及が進んでいる「ガルバリウム鋼板」を知っていますか?銅板なのにサビに強くて耐久性も高いんです。そして金属特有の軽さから耐震性にも優れた建材です(^^)
このガルバリウム鋼板は住まいの屋根材として使用される場合、塗装されたものを使用することが多いです。それは塗装によって銅板の表面に塗膜を形成することでサビや腐食に強くなるからなのです。
遮熱と断熱の違いって何?
ガルバリウム鋼板の屋根材には、塗装によって遮熱機能を持たせた商品があります。この遮熱機能が暮らしやすさに影響しているのですが、そもそも遮熱って何なのでしょう。
遮熱は家の中で快適に過ごすための熱対策ということから、よく「断熱」と同じだと思われがちですが‥異なる機能なんです( ゚Д゚)!!
断熱は屋根裏や壁などに断熱材を入れることで内外に伝わる熱の量を減らしてくれます。断熱材は熱を吸収して保温効果を保つのですが、表面温度の上昇を抑えることはできません。
これに対して遮熱は、太陽光のエネルギーを反射させて熱を発生させにくくします。そのため屋根に遮熱塗装が施されていれば、屋根の表面温度が上昇しにくくなり夏に室内の温度が高くなることを防いでくれる効果があるのです。
「冬は寒くなってしまうんじゃないの?」と思われた方‥安心してください!!
冬は夏よりも太陽の高度が低くなり屋根への照りつけが少なくなるので、遮熱の影響はあまりありません。太陽は夏に高い高度で屋根に照りつけるため遮熱機能は夏に効果を発揮するのです。
一般的なガルバリウム鋼板を使用した屋根は耐久性・美観性を維持するためにも10年を目安に塗り替えが必要とされていますが、ハイグレードなガルバリウム鋼板の場合は20年間塗り替え不要で機能を維持できるものもあります。屋根のリフォームを検討されている方はガルバリウム鋼板も視野に入れて暮らしの快適さを求めてみてはいかがでしょうか。
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