
あなたが暮らしている木造住宅は、地震が起こっても倒壊することなく十分に耐えられる構造や性能を備えているでしょうか?もしも不安を感じていらっしゃるようであれば、すぐにでも手を打っておくべきです。地震はいつ発生して大きな被害を及ぼすかはわかりません(;´Д`)安全に暮らすためにも一度住まいを見直してみましょう。
木造住宅に行うべき耐震補強とは?
基礎部分・柱と梁などの接合部・壁の3つの箇所を補強または変更することが効果的だとされています。詳しく説明しますね。
●基礎部分の補強
地震が起こった際、住宅の倒壊を防ぐために欠かせないのが基礎部分の補強です。既存の基礎が弱っている場合は新たに基礎を増設します。通常は、既存基礎の内側か外側に鉄筋コンクリートを増し打ちすることになります。ヒビ割れがあればエポキシ樹脂を注入するなどして補修をします。
●金物の接合部の補強
柱と梁・土台など接合部に金物を設置して接合します。しっかりと接合部を緊結することで大きな揺れが起こったとき柱・壁・梁が互いに支え合い、一体となり耐えられるようになります。使用する金物には「筋交い金物」や「ホールダウン金物」などがあります。2つ以上の部材を組み合わせて接合する方法または接合カ所のことを「仕口」と呼ばれ、この仕口の仕様に合わせて金物を正しく取り付けます。仕口が補強されれば確実に木造住宅の強度が高くなります。
●壁を耐力壁に変更
筋交いなどが入っていない壁は地震に弱く、強い揺れの場合は倒壊する恐れがあります。軸組工法の「筋交い」・2✖4工法の「構造用合板」などが耐力壁と呼ばれ、これらを既存の壁と交換することで耐震性を強化することができます。今ある壁だけでなく、間取りを変更して新たな壁を増設することで耐震補強する方法も効果的です。また、天井や床を解体することなく壁紙の張り替えの際に壁補強できるボードなどもあります。
木造住宅にお住いの方はこれらのことを参考にして耐震対策を行うようにしてください。地震が起こっても倒壊することのない住まいにしましょう!!
ピュアホームではお客様の目線・立場で納得いくまで説明と提案をさせていただきます。住まいのことでお悩みを抱えている方はいつでもご相談ください。
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